福田印刷の設備更新レポート
当社は、お客様に高品質な印刷物を提供するために、昨年末に大規模な設備更新を実施しました。この更新により、印刷技術の向上だけでなく、作業効率の改善も図れました。
まず、印刷機に関しては、最新のLED-UVを搭載した菊全判オフセット印刷機を導入しました。従来の印刷機に比べ、LED-UV搭載機は紫外線を当てることでインクの乾燥時間を大幅に短縮できるため、印刷作業のスピードアップが可能になりました。また、これまで印刷後に重なった紙の裏側にインクが付くのを防ぐために使用していたパウダーが不要となり、印刷物の品質が格段に安定します。もちろん、美しい仕上がりはこれまで通りです。
次に新しい中綴じ製本機は、中綴じだけでなく折加工が同時に対応できるものになりました。サイズ調整がプリセットで自動切り替えが可能となり、多品種の中綴じに柔軟に対応可能となり、小ロットの印刷物から大量の注文にも迅速に対応できるようになりました。特に、パンフレットやカタログなどの中綴じ製品の品質が一層安定し、お客様の多様なニーズに応えることができます。
また設備の更新に伴い、製本加工部門の作業場所を移動しました。これにより、印刷部門と製本加工部門の動線が改善され、作業効率がさらに向上しました。従業員間のコミュニケーションもスムーズになり、より一層の品質管理が可能になります。
福田印刷は、これらの設備更新を通じて、品質の安定と供給の安定化を図ります。私たちは、印刷物に対するこだわりを持ち続け、お客様に満足いただける製品をこれまで以上に提供してまいります。設備の最新化も含め、より良い印刷サービスをお届けしてまいります。