福田印刷工業 福田ブログ

神戸・東京に拠点を構える印刷会社。印刷関係の話からなんでもないようなことまで。

その他

抗ウイルス印刷でより清潔に!より安全に!

2023/05/15

新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、私達の生活ではマスクの着用や人との距離をあける、手洗いや除菌など衛生的な習慣がすっかり定着してしまいました。

様々なところで衛生面での需要が高まり求められている昨今、印刷という分野において、当社では抗ウイルス加工印刷物のご提供を開始しました。

この抗ウイルスニスは通常の印刷作業に追加することで、特定ウイルスの数を減少させる効果が認められています。また、抗菌製品技術協議会のSIAAマーク表示基準に適合しており、安心して印刷物に利用することができます。

チラシ、カタログなど、人の手を介することが多い印刷物にこの抗ウイルス加工を施すことで、少しでも安心してお客様の営業活動や広報活動を行えるようにお役立てください。

性能については、インキメーカーより抜粋

●抗ウイルス性能

インフルエンザ
ウイルス
抗ウイルス加工 ウイルス感染価 感染価測定
(プラーク法)
(24時間後) 抗ウイルス活性値
R=U1-A1
なし 5.49(U0) 5.51(U1) 3.4(R)
あり 5.49(U0) 2.06(A1)
ネコカリシ
ウイルス
抗ウイルス加工 ウイルス感染価 感染価測定
(プラーク法)
(24時間後) 抗ウイルス活性値
R=U1-A1
なし 4.90(U0) 4.60(U1) 2.6(R)
あり 4.90(U0) <2(A1)

・試験機関:所定の分析機関
・抗ウイルス活性値:Log(無加工試料・培養後生菌数)-log(加工試料・培養後生菌数)
・試験方法:ISO21702(Measurement of antivity on plastics and other non-porus surfaces)
・試験ウイルス:インフルエンザウイルス(H3N2;A/HongKong/8/68:ATCCVR-1679)
:ネコカリシウイルス(Feline calicivirus;Strain:F-9 ATCC VR-782)
・宿主細胞:MDCK細胞(イヌ腎臓由来細胞)
:CRFK細胞(ネコ腎臓由来細胞)

(※)抗ウイルス性能について
本製品について、ISO21702に準拠した試験方法により一定の条件下における特定のウイルスに対する抗ウイルス性の効果を確認済みですが、本製品が使用される様々な条件下における抗ウイルス性、さらには全てのウイルスに対する抗ウイルス性を保証するものではありません。
(※)抗ウイルス加工は、病気の治療や予防を目的とするものではありません。

-その他